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御礼_05

2024年7月7日にオープン1周年を迎えました。飲食業に関しては全方位的にド素人のおっさんが営む風変わりなピザ屋がこの日を迎えられたのは、一重にご支援、ご愛顧、ご協力いただいた方々のおかげです。

この場を借りて、御礼申し上げます。

前回の御礼シリーズを書いてから6カ月。この空白の半年間にもさまざまな出来事がありました。想定外の出来事、悔しい事、不安、挫折、絶望…。ネガティブサイドをリストアップすれば枚挙に暇がありません。この暗いトンネルを抜けることができるのだろうか、と疑心暗鬼になったこともしばしば。それでも、まれに光が差すこともありました。そうした、ときどき見える光を頼りに、重い足を前に進めて辿り着いた1周年という感じです。

ここではあえてポジティブサイドに着目しつつ、このシリーズでは恒例となった耐久レースに喩えて直近の半年を振り返ってみます。

コースやマシンに慣れてきたのか、例えば1コーナーの進入で無意識にヒール・アンド・トゥをやるように、頭で考える前に身体が動くシーンが確実に増えてきました。そのせいでしょうか、ちょっとハイ気味に夢中になりすぎて時間が経つのを忘れることもしょっちゅうでした。それでタイムが劇的に縮まったわけではありませんが、これまでの様子見の姿勢から攻めへ少しずつ意識がシフトしているように感じます。

ときどき先行車との距離が縮まる瞬間もあります。こちらの実力だけではないにしろ、嬉しくて折れかけた心がシャキッとなるものです。相変わらずのスローペースですが、徐々にタイムもアップしています。

とはいえ、ここで無理なペースアップは禁物。これはスプリントではなく耐久レースですから。リタイアを強いられるような大きなロスや致命的なトラブルは避けなければなりません。だから2年目は攻めと守り、飲食店的には効率と衛生のバランスを見極めながら、走り全体のクオリティを上げて行こうと思っています。

そんな感じで2年目もおそらく傍目にはパッとしない展開になると思いますが、引き続きどうぞ応援をお願いします。