2024年1月7日でオープンから半年が経過しました。
あっという間の6カ月。当初の見通しでは、もう少し上手くやれているはずでしたが現実はなかなか厳しいですね。
そこで直近3カ月の振り返りを、このシリーズでは恒例となった耐久レースに喩えて綴ってみたいと思います。
初レース、初めて走るコース、初めて乗るマシン。それでも3周回(3カ月)ほどで、おおよそのコースレイアウトがつかめ、マシンの扱い方にも慣れてきました。
まだ性能をフルに引き出せるほどの腕はなくおっかなびっくりですが、1コーナーの次はS字でその後に左ヘアピン…といった感じで大雑把ながら次の展開がわかっていると、走りにもリズムのようなものが生まれてきた気がします。
しかしながら、圧倒的に遅い。恐ろしく遅い。まるで走るパイロンのごとく、ベテラン選手にはもちろん、後発のマシンからも易々と抜かれる始末。
未経験でレースに参戦した以上、経験不足は言い訳にはなりません。でも、自分を抜き去ったマシンが次のコーナーではもう見えないくらい先に行っている、ということの繰り返しは精神的にキツイですね。
ファーストラップ(最初の1カ月)に比べれば、少しは知識が付き技術も上がっているのは自覚しています。でも、まだまだ全方位的にロスが多く、もっと経験を積みながら判断や動きをさらに洗練させていかなければなりません。
しかし、ローマは1日にして成らずで、問題はすぐに解消されません。試行錯誤してみるものの、結果を急いだり無茶なマルチタスクで乗り切ろうとしたり、焦りの気持ちに後押しされた悪手によって更なるロスが生まれたり。
といった感じで、直近の3周回は悔しさやもどかしさの濃度が高いレース展開でした。
そんな中、気づいたことがあります。
それは、少ないながらもこんなポンコツを応援してくれる人がいることの心強さに。彼らのおかげでどれだけ勇気づけられたか、その感謝の気持ちはまだまだ整理して言葉にできません。
だからこそ、これからも走り続けたい。
たとえ遅くとも、もっと彼らに楽しんでもらえるように走りたい。
焦らず、気負わず。やるべきことはただひとつ、おいしいピザをつくること。
それを胸に刻んでこれからも頑張りますので、ぜひご声援のほどよろしくお願いします。